MAD IMAGE展示物感想
from MAD IMAGE
MAD IMAGE展示物感想
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Unfinished Feed by 名もなき実昌 × 長谷川明日熙 より抜粋
さながら、音MADのように、ある素材に対して有効な箇所を見切り、そしてそれを時間に対して構成し直すという手法はまさに我々が普段苦心していることで…それは練習曲になるのでは、と思い…
ガッツリ音MADに対して言及しててビックリした
音MADのエチュードってどういう感じになるんだろ
あくまでエレクトロニクス・オペレーションのためのエチュードなので、音MAD的手法を参考にするだけかも
https://www.youtube.com/watch?v=Tbfa_RVXFEM
これ?
https://scrapbox.io/files/68d5589a9dc668c1cb9739d5.png
fpsss by 竹久直樹
個人的にこの展示がとてもストレスだった
定期的にシャッター音が鳴るので否が応でも意識してしまう
といっても、見る見られるの関係や作品における一方的な加害・加工を意図したものと思われ、自分としてはトップクラスに好きである
https://scrapbox.io/files/68d55a5f5bbc7d86722b5c4d.pnghttps://scrapbox.io/files/68d55a6c7aaa705135168b70.png
Untitled(ed./14) by imoutoid × 劇団イヌカレー・泥犬 × 渋田直彰 × 梅沢和木
imoutoid楽曲を生成AIで映像化→MAD的編集で再構成
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本当に洒落臭い
説明に「生前のimoutoidと面識がない」と強調されている通り、原作者の意図が介入しようがない二次著作物に手が加えられる残酷さも一つのテーマとなっていると思う
作者じゃなくて生成AIのメッセージとして考えれば、情緒的なものではなく一方的に喰らう野生のような恐ろしさもある
とはいえ、それは第三者のうがった目線でもあり、受け手の哀れみの本質はどこまでも喰らい虚構を生み出す生成AIとそう変わらないのかもしれない
クリエイターという点以外で彼を弔うことは後世の私達には不可能である
だからこそ、人間としてのimoutoid氏を求めて泥犬氏は文献を求めた?
文脈の挿入
今回の目玉だったかもしれないimoutoid作品を使ったメディアアート作品は、コンセプトはともかくモノとしての仕上げ(モニターの周囲に貼られた紙など)をバリバリにコストかけて作り込んだらかなり違って見えたのではないかと思います。現時点ですと日本のコンセプチュアル系現代アートによくある、「コンセプトは置いといて仕上げが高校の文化祭レベル」の作品に思えます(そこまで含めてコンセプトなんだということなのかもしれません)。
名もなき実昌 × 梅沢和木 企画展「MAD IMAGE」トークライブを含めた感想 (7290字)|KATO Koseiより
自分の言葉で言うことが出来なかったので、引用で置いておく
壁のキャラクターの世界観が似ていると思ったら、魔法少女まどか☆マギカの魔女世界担当だったのね
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虚無の挿入、いいなぁ取り入れたい #映像表現
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孤独と孤高、嫉妬や希望、アニメも、漫画も、全てが、「愛」のそのもの。(Ed./3) by 福地英臣
サブカルチャーのゲルニカみたいな
上は超文明的構造物、下は荒廃
左は単一が乱れている感じ、右は線が(要素が)混雑している感じ
左キャラクターのトーンは単なる模様か、モールス信号か
やっぱりモノトーンはかなり統一感がある
かなり濁流のごとく勢いやカオス感はあるが、やはり粗密の使い方がうまくさすがプロだなぁ
デジタル的編集はやはり詳細さに不自然さが発生するのが最高にカッコいい
めくれていたのが残念だった
@zattoSoundMad: MAD IMAGE2回目訪問
福地英臣氏の作品が一番気に入ってるだけに外れている箇所がまだ放置されてるのがとても残念だった
@umelabo: @zattoSoundMad ありがとうございます。こちらは福地さんの意図らしく…
https://scrapbox.io/files/68d560c35f4564eed6b52aad.png
更に闘う者たち by 梅沢和木
先に言っておくと、氏の連作に大きな違いを見出すことができないし、背景にも通じてはいない
だが、初見の私にはだいぶ衝撃的ではあった
ミームノイズに感想を結構書いた
ただ全部が全部アニメサンプリングだったというわけではなくて、たとえば竹久直樹さんは今回写真作品を出展していて、それはまるでアニメ・ゲームの片鱗もない、写真を撮るということ自体に言及した作品だった。記憶がちょっと曖昧だが、竹久さんと話をしていて「実昌さんはアニメじゃないMAD成分として自分を入れてくれたのかなとも思ってる」といったようなことを言っていた。私は写真に関して本当に疎いので、なんかいいリズムだなぐらいで見てたのだが、本人から作品の意図を聞いてみたら、ステートメントにあった「解体と再構成という創作の営みについて考えてみたい」の部分を、私好みの形で提示された感じがあった。アニメ・ゲームへのカウンターみたいな取り上げ方をここで私がしてしまうのはだいぶ良くないと思うが、自分はかなり関心を持てた。逆に言えばもっとこういう機軸の人が増えて欲しいなと思った。
「MAD IMAGE」観た。MADとアニメについて - おたくのテクノより